タイガー30位タイ… 同組ミケルソンにも春遠し?
更新日:2011/03/13 14:00
掲載日:2011/03/13 09:55
世界ランクトップ50が勢揃いしているWGC-キャデラック選手権(フロリダ州、TPCブルーモンスター at ドラル)は現地時間12日、第3ラウンドの競技を終了。初日から3日連続でライバルのフィル・ミケルソン(米)と同組ラウンドとなったタイガー・ウッズ(米)は、前日まで苦しんでいたパッティングの調子がようやく上向き、今大会初めて1ラウンド30パットを切る28パットをマーク。だが4バーディ、2ボギーの2アンダー70でムービングデーのチャージとはいかず、前日の34位タイから通算2アンダー30位タイとわずかに順位を上げるにとどまった。
スコッティキャメロンのエースパターをナイキのパターに持ち替え臨んだ第3ラウンド。気分転換した効果か、出だし1番でバーディを奪い後半12番までボギーなしの3バーディと復調の兆しをうかがわせる。ところが、13番から残り6ホールで1バーディ、2ボギーと失速してホールアウト。パットは上向きでもフェアウェイキープ率36%(パー3除く14ホール中フェアウェイキープは5ホールのみ)とドライバーの調子は最悪で、これではスコアメイクが難しい。昨年から取り組んでいるスイング改造が機能せず、それが余程悔しかったのかラウンド後は記者たちの質問に答えることなく無言でその場を立ち去った。
一方、タイガーと同組で回るミケルソンもこの日5バーディを奪いながら3ボギー、1ダブルボギーを叩きイーブンパー72。前日の34位タイから通算イーブンパー42位タイに後退してしまった。優勝圏内から脱落した2人のビッグネームに、春が訪れるのはしばらく先になるのだろうか…。