宮里藍「どうか、希望をなくさずに」 被災者へ想い語る
更新日:2011/03/18 13:00
掲載日:2011/03/13 15:49
女子プロゴルファーの宮里藍が、11日に発生した東北地方太平洋沖地震を受けて自身のブログを更新。被災者への想いを語った。
冒頭「何から話をしたらいいのか…」と書き出した宮里は、「このメッセージがどれくらいの方達に届くのかはわかりません。でも、ただただ、被災地の方の安全を祈るのみです」と胸の内を打ち明ける。巨大地震が発生した当時(11日午後3時頃)沖縄から東京へ向かう飛行機の機中にいたようで、宮里に直接的な被害はないという。だが、震源の三陸沖からほど近い宮城県・仙台には出身校の東北高校があり「(仙台には)たくさんお世話になった方達がいます。たくさんの友達、先輩がいます。とにかく皆無事でした。それがほんとに何よりです」と、思い出の地を襲った大震災にかなり気を揉んでいた様子。
そして、陸上競技の“侍ハードラー”こと為末大選手が今回の地震について書いたブログを例に挙げ「為末さんの言う通りです。私が出来る事は、アスリートとして皆さんを励ます事。そしてただ日々努力をしていく事だとほんとに思いました。(中略)日本人として、出来るだけ多くのアスリートの方が同じ気持ちでいる事も祈りつつ、とにかく自分が落ち込んでいても何も変わらないのですよね。むしろ自分から進んで立ち上がらねば」と、自分自身のやるべき事が明確になったとの心境を表わしている。
最後は「とにかく、まだ油断を許されない状況ですので、安全な場所でそれぞれが助け合う事だと思います。私は、これから自分が出来る事を行動に移します。皆さん、どうか、どうか希望をなくさずに、頑張りましょう!」と締めくくり、被災者に対して切なる気持ちを込めたメッセージを贈っていた。