世界No.1のY.ツェンがユニセフ通じ日本支援へ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/03/18 12:51
ロレックスランキング(女子ゴルフ世界ランキング)No.1のヤニ・ツェン(台)が、先週発生した巨大地震に伴い未曾有の大災害に見舞われている日本に対し、支援する意向を明らかにした。
今週行わる米女子ツアーの新規大会、RRドネリーLPGAファウンダーズカップ(現地時間18〜20日/アリゾナ州、ワイルドファイアGC)では優勝者に賞金は授与されず、賞金総額100万ドル(約8,000万円)のうち50万ドルがLPGAファウンデーションに寄付され、残りの50万ドルがトップ10入りした各選手の指定したチャリティ団体に寄付されることになっている。この大会に出場するツェンは、清潔で安全な水を世界中の児童に届ける目的で設立されたユニセフ・プロジェクト『UNICEF Tap Project』(Tapは蛇口の意)を通じ、日本の被災地にいる子供たちをサポートしたいとコメントしている。
仮にツェンが今大会で優勝すれば20万ドル(約1,600万円)を寄付できるとあって、「世界中どこの子供たちも私にとっては特別な存在。自分のプレーが子供たちの助けになるなんてこれほど素晴らしいことはないわ」と意気込み十分。また、寄付対象の団体にユニセフを選んだ理由として「日本の状況を見たとき、被災地の子供たちへ早急な支援をするという点でユニセフが有する国際的専門性が最も優れていると思う」と語っている。
なお、トーナメントの冠スポンサーを務める米商業印刷大手の『RRドネリー』は、大会3日間の計54ホールのうち15番から18番の4ホールで毎ラウンド、1バーディにつき100ドル、1イーグルにつき500ドルを日本支援のために寄付すると発表している。 (STATS-AP)