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J.ローズ単独トップ浮上 S.ガルシアは16位タイ後退

更新日:2011/03/21 08:49
J.ローズ単独トップ浮上 S.ガルシアは16位タイ後退

 

 米男子ツアーのトランジションズ選手権(フロリダ州、インニスブルック・リゾート)は現地時間19日に第3ラウンドの競技を行い、5位タイからスタートしたジャスティン・ローズ(英)が前半4連続を含む6バーディを奪い6アンダー65をマーク。通算13アンダーまでスコアを伸ばし、2位タイのウェブ・シンプソン(米)とブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)に1ストロークの僅差ながら単独トップに浮上した。

 前週まで「ショットが全くダメだった」と話すローズは、大会直前にタイガー・ウッズ(米)との共通のコーチであるショーン・フォーリー氏とアドレスのチェックを入念に行った。さらにスイング中、テクニカルなことを考える悪い癖を一掃。「ごちゃごちゃ考えず、すべてをシンプルにする」ことで集中力が戻り、大会史上初となる2日連続(第2ラウンド、第3ラウンド)『65』の記録を打ち立てた。

「このコースはいかに忍耐強くプレー出来るかが鍵になる。グリーンの真ん中をきっちりとらえて、2パットで着実にパーを取る。それがセオリーだ。プレッシャーの中での戦いは経験済み。どんなことが起きても対処できるように、心の準備だけはしっかり整えておきたい」と、最終日では昨年7月のAT&Tナショナル以来となるツアー通算3勝目を狙う。

 その他、前週のWGC-キャデラック選手権を制したニック・ワトニー(米)がローズと同じく6アンダー65で回り、前日の26位タイから通算10アンダー6位タイにジャンプアップ。前日トップに並んでいたクリス・クーチ(米)とギャレット・ウィリス(米)はスコアを1つしか伸ばせず、ワトニーと並ぶ6位タイに順位を下げた。

 また、7か月ぶりの米ツアー復帰戦を戦うセルヒオ・ガルシア(スペイン)は4バーディ、5ボギーと出入りの激しいゴルフで1オーバー72とスコアを落とし、前日の3位タイから通算7アンダー16位タイに後退。なお、石川遼と今田竜二の日本勢2人は予選で姿を消している。

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