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欧州ツアーは荒天順延、月曜決着へ

更新日:2022/10/26 00:57
欧州ツアーは荒天順延、月曜決着へ

 

 欧州ツアーのシチリアン・オープン(イタリア、ドナフガータゴルフリゾート&スパ)は現地時間20日に最終ラウンドを行ったが、雷雨のため2時間半の競技中断を挟み、最終組が12番ホールを終えた時点でサスペンデッドが決定。決着は翌21日の月曜日に持ち越さることになった。

 そんな中、この日首位スタートのラファエル・ジャクリン(仏)が前半3つスコアを伸ばしトーナメントを引っ張り、12番パー5でボギーを叩いて通算11アンダーとなったところで中断。同じ12番でバーディを奪ったアンソニー・ウォール(英)に1打差まで迫られたものの、最終ラウンドの6ホールを残して暫定ながら単独トップの座をキープした。

 通算10アンダー暫定2位にウォール(12ホール終了)、通算9アンダー暫定3位でホセ・マニュエル・ララ(スペイン/15ホール終了)が続く展開。一方、予選ラウンドで好調だったコリン・モンゴメリー(スコットランド)は2オーバー73で最終ラウンドをホールアウトし、通算2アンダー暫定29位タイに後退している。

 暫定トップのジャクリンは「12番のボギーが痛かったけど内容は悪くない。明日に向けて手応えを感じているよ」と、今週新調したテーラーメイドの白いヘッドのドライバーが好調な様子。この日はスタート前に荒天中断に見舞われ「気が気でなかったのでは?」と問われると、「もうツアーで14年も過ごしているからね。何があっても驚かないよ。ただ出来ることだけをして状況が変化すればそれを受け入れる。そういう体質になっているから」と冷静なコメント。明日は2007年BMWアジアン・オープン以来4年ぶりのツアー通算3勝目を目指す。

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