B.ランガー、左親指手術でマスターズ連続出場途切れる
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/03/27 15:13
マスターズ2勝を誇る米チャンピオンズツアーの3年連続賞金王ベルンハルト・ランガー(独)が2週間後に迫ったマスターズ出場を断念。連続出場記録は『27』でストップすることになった。
ランガーが思い入れのあるマスターズへの出場を断念した理由は左手親指の手術。昨秋、自宅のあるフロリダでバイクを運転している最中にケガを負い「そのまま放置しても治る見込みがない」ことから手術を決意。「あまり良いタイミングとはいえないけれど、選択肢はなかった」と納得づくでマスターズ不出場を表明した。
ランガーがマスターズ初優勝を飾ったのは1985年のこと。翌年には新設された世界ランキング初代1位にも輝いている。その後パッティングのストロークがスムーズに出来なくなるイップスに悩まされながらもそれを克服。1993年に2度目のグリーンジャケットを獲得している。しかし、ここ5年は予選突破に至っていない。
今回本戦には出場しないが、母国の後輩である現在世界ランク1位のマーティン・カイマー(独)やアレックス・チェイカ(独)の応援を兼ね、チャンピオンズディナーには出席する予定だという。
尚、米チャンピオンズツアーへの復帰は未定で、「こういうときは皆焦るものだが、焦っても良いことはない」とマイペースでの調整に努めるつもりだ。(STATS-AP)