全英王者P.ローリー9年ぶり勝利の美酒! 平塚18位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/03/28 13:26
全英オープンチャンピオンのポール・ローリー(スコットランド)が02年以来9年ぶりにツアー通算6勝目を飾った。欧州男子ツアーのオープン・デ・アンダルシア・デ・ゴルフ(スペイン、マラガ、パラドール・デ・マラガ・ゴルフ)は現地時間27日最終ラウンドを行い、前日単独首位に浮上していたローリーがイーブンパー70の平凡なスコアながら通算12アンダーで逃げ切りVを達成した。
「9年ぶりかぁ? もう勝てないかと思ったこともあるけれど、こうしてまた勝利の美酒を味わえて嬉しいね」と感無量のローリー。この日は出だし2連続ボギーでつまずくと5番までに3つスコアを落としてヒヤヒヤさせた。しかし後半に入った直後の10番から3連続バーディで盛り返すと最終ホールはパーをセーブ出来なかったものの、2位のヨハン・エドフォース(スウェーデン)に1打差をつけて復活をアピール。
「今週はショットもパットも素晴らしかった。ここのところ調子が上向いていたし、今日は前半ボギーが先行しても焦ることはなかった。パッティングの復調が大きいね」と笑顔のローリー。勝てなかったここ9年、2位(タイを含む)に6度入っているメジャーチャンピオンが、この勝利をバネに40代(現在42歳)でもうひと花咲かせることを胸に誓った。
その他2週連続優勝を狙ったラファエル・ジャクリン(仏)は通算9アンダー4位タイで終戦、予選ラウンドで上位争いを演じた平塚哲二は最終日4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで2日連続1オーバー71。通算5アンダーは18位タイに終わった。