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B.リンシコム、S.ルイス首位並走 宮里美香1打差3位!

更新日:2011/04/01 15:10
B.リンシコム、S.ルイス首位並走 宮里美香1打差3位!
アメリカを主戦場にしてから未だ未勝利の宮里美香。クラフト・ナビスコ選手権初日は3位タイにつけ、初優勝に向け好スタートを切った。(写真提供:AP/アフロ)

 

 一昨年の大会王者ブリタニー・リンシコム(米)と、ツアー初優勝を狙うステイシー・ルイス(米)の2人が、今季の米女子ツアーメジャー初戦、クラフト・ナビスコ選手権(現地時間3月31日/カリフォルニア州、ミッション・ヒルズCC)の第1ラウンドで6アンダー66を出し、首位を並走している。

 2009年大会では見事に優勝をさらったリンシコムは、思い出のコースで6バーディ、ノーボギーとスキのないプレーを見せた。

 一方、初優勝にあと一歩で手が届かないでいるルイスは、出だし5ホールで4バーディを奪う好スタート。「このコースは本当に大変。ただいいショットを打ってパットを入れることだけを考えていた。今日は距離感もよくショットもコントロールできていた。もっとパットが入るように頑張る」と、無欲で挑んでの首位発進だ。

 また、先週のキア・クラシックで申智愛(韓)と激闘の末、最終日、最終ホールのバーディで初優勝を勝ち取ったサンドラ・ガル(独)も2人に1打差の3位タイ。「初優勝の翌週だから、どうなるか予想もつかなかった。メジャーの準備が十分とはいえなかったけど、とりあえずプレーしてきたの」と頬を紅潮させた。

 今季好調のホール・オブ・フェイマー(世界ゴルフ殿堂入り選手)、カリー・ウェブ(豪)が3アンダー69で7位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのヤニ・ツェン(台)とモーガン・プレセル(米)が、2アンダー70で10位タイにつけている。

 7人が顔を揃えた日本勢は、5人が20位以内につける大健闘。特に宮里美香が首位に1打差3位タイと最高のスタートをきり、そして有村智恵が4アンダー68で5位タイと優勝が狙える位置に続いている。さらに上田桃子が2アンダー70で10位タイで、宮里藍、大山志保の2人が1アンダー71で18位タイにつけている。

 対照的に、馬場ゆかりが2オーバー74で54位タイ、不動裕理が5オーバー77で92位タイと不本意な初日となってしまった。

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