美香&智恵、再浮上6位タイ! 藍&桃子は低迷
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/04/03 10:54
世界ランク1位のヤニ・ツェン(台)が連覇に向け首位を快走する中、宮里美香と有村智恵が上位で踏ん張っている。
現地時間2日に行われた米女子ツアーの今季メジャー初戦クラフト・ナビスコ選手権(カリフォルニア州ミッション・ヒルズCC)第3ラウンド。前日『75』とスコアを崩し14位タイに後退していた宮里(美)は、メジャーのセッティングに合わせ「普通ならピンを狙いたくなる」気持ちをぐっと抑えて、硬いグリーンを手前から攻める技ありのマネージメントを敢行。3バーディ、1ボギーの2アンダー70にスコアをまとめ、通算4アンダー6位タイに再浮上した。
また2月のHSBC女子チャンピオンズで優勝争いを演じ自信をつけている有村智恵も、我慢のゴルフながら1アンダー71とスコアを伸ばし、宮里(美)と同じ6位タイに順位を上げた。首位のツェンには8ストロークの大差をつけられているが、ゴルフは最後まで何があるかわからない。震災の復興支援を訴える「まけるな日本」のバッジを身につけ「諦めないゴルフで被災者に元気と勇気を与えることが出来れば」と決意を胸に戦う2人がメジャーの舞台でチャージを誓った。
一方、悲願のメジャー初優勝を狙った宮里藍は足踏み。2バーディ、3ボギーの1オーバー73と伸ばせず、通算3オーバーは上田桃子、申智愛(韓)、ナタリー・ガルビス(米)、ナ・エン・チョイ(韓)らと並び36位タイに低迷。メジャーVは次回に持ち越しとなった。
またスポット参戦の馬場ゆかりは7オーバー79を叩いて通算12オーバー、71位タイの下位に沈んだ。尚、不動裕理は決勝ラウンド進出を逃している。