今季好調のT.レーマン、4打差圧勝で今季2勝目!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/04/04 11:48
米チャンピンズツアーのミシシッピー・ガルフ・リゾート・クラシック(ミシシッピー州、フォーリンオークGC)は現地時間3日、最終ラウンドの競技を行い、この日5バーディ、2ボギーの3アンダー69をマークしたレーマンが、通算16アンダーで後続に4ストロークの大差をつけて早くも今季2勝目を挙げた。
出だしのつまずきも最終ホールでのご愛嬌のボギーも、この日のレーマンにとってはかすり傷程度。中盤にバーディを固め打ちし、追いすがる後続を蹴散らした。5アンダー67の好スコアで回ったニック・プライス(ジンバブエ)、初日のトーナメントリーダーであるジェフ・スルーマン(米)、さらにデビッド・フロスト(南ア)の3人に4打差をつける圧勝。まだシーズンは始まったばかりだが、52歳のレーマンが賞金ランクトップの座を揺るぎないものにする貴重な勝ち星となった。
今季はここ3年不動の賞金王を守って来たベルンハルト・ランガー(独)が痛めていた左親指の手術を現在静養中。鬼の居ぬ間にレーマンは、パーオン率ツアーNo.1を誇るショットのキレを武器に、平均スコア驚異の67.00を叩き出し、優勝2回、2位に1回入り初の賞金王に向けて快走を続けている。レギュラーツアーでの初優勝が35歳という遅咲きの全英オープンチャンピオンが、いよいよチャンピオンズツアーでの頂点を目指す戦いに乗り出した。
そのほかでは、通算11アンダー5位タイにジェイ・ハース(米)とオーリン・ブラウン(米)が入り、フレッド・ファンク(米)、ヘール・アーウィン(米)、スティーブ・ローリー(米)の3人が通算10アンダー、7位タイに食い込んでいる。なお、日本勢は今大会に出場していない。