P.ミケルソンがタイガーを抜いて世界ランク3位へ!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/04/04 11:48
現地時間3日(以下現地時間)に行われたマスターズ前哨戦のシェル・ヒューストン・オープンで優勝を飾ったフィル・ミケルソン(米)が、タイガー・ウッズ(米)らを抜いて世界ランク3位へ浮上することが明らかになった。
ミケルソンは昨年のマスターズ以来約1年ぶりの優勝により、現在の世界ランク6位から3位にまで浮上することが確定的となった。一方、今週の試合をスキップし、オーガスタに先乗りして練習ラウンドを行っているタイガーは、2ランクダウンの7位に後退することがすでに決定。タイガーが1997年にマスターズ初優勝を飾って以来初めて、ミケルソンが世界ランクでタイガーを上回ることが決定的となった。
4日に発表される最新の世界ランクではマーティン・カイマー(独)とリー・ウェストウッド(英)の1位、2位に変化はないが、3位にミケルソンが浮上することでルーク・ドナルド(英)とグラエム・マクドウェル(北アイルランド)の順位が繰り下がる見込み。
シェル・ヒューストン・オープンでミケルソンが勝利を収めた日曜日、タイガーはマスターズ初参戦のジェフ・オーバートン(米)とローリー・サバティーニ(南ア)とともにオーガスタで練習ラウンドをプレー。昨年の同大会では一連の不倫スキャンダルから約5か月ぶりに復帰するとあって周囲が騒がしかったが、今週は静かな環境で過去4勝を挙げた相性の良いコースを入念にチェックしていた。
果たしてタイガーの大会5勝目はあるのか? また再びNo.1に返り咲く日は訪れるのか注目だ。