オーガスタの松の木倒れる!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/04/06 11:37
マスターズ(現地時間7〜10日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)の開幕2日前に、コース内の松の木がいきなり倒れるという事件が起こった。
「気をつけて! 気をつけて!」というパトロンの声が響きわたったのは火曜日(5日)の午後1時30分頃のこと。14番ティーと15番フェアウェイの間に立っていた高さ約9メートルの松の木が、いきなり音を立てて崩れ落ちたのだ。
幸い、そのエリアにはわずかなパトロンしかいなかったが、もし逆の方向に木が倒れていたら、人であふれかえっている売店のすぐそばに倒れていたところだった。
また、練習ラウンド中の選手たちも、ちょうどそこにはいないタイミングだった。ビジェイ・シン(フィジー)とロバート・アレンビー(豪)の組は14番のティーショットを打ってフェアウェイを歩いており、次にやってくるアーニー・エルス(南ア)、チャール・シュワーツェル(南ア)とルイス・ウーストハウゼン(南ア)の組は、まだ13番のグリーンにいたのが幸いした。
オーガスタエリアには前夜、強風を伴う激しい雷雨が起きており、コース入り口のマグノリアレーンの木もいくつか倒れていた。そのため、この日のゲートオープンが遅れたほどで、その影響で松の木が倒れたものと思われる。(STATS-AP)