失意のR.マキロイが好発進! マスターズVのC.シュワーツェルは出遅れ
先週のマスターズで3日目まで首位を守りながら最終日に「80」を叩き、15位タイに終わったローリー・マキロイ(北アイルランド)が、早くも立ち直りの気配を見せている。
マレーシアのクアラルンプールG&CCで現地時間14日に行われた欧州、アジア両ツアー共催のメイバンク・マレーシアン・オープン第1ラウンドは、悪天候でプレーが中断し、数名がホールアウトできずに日没サスペンデッドとなった。そんな中、アレクサンダー・ノレン(スウェーデン)が8アンダー64をマークし暫定首位に立った。マキロイはノレンに5打差の3アンダー69でプレーして暫定9位タイでスタート。マスターズの雪辱を果たすべく自分のプレーを貫いている。
対照的に逆転でメジャー初タイトルを制したばかりのチャール・シュワーツェル(南ア)は、1オーバー73で暫定68位タイと出遅れた。「よく眠れなかった。集中するのに苦労した。スイングが窮屈で…。先週(マスターズ)もその前もスイングは良かったのに。今は体の反応が良くないんだ。でも、そのうちよくなるよ」と苦笑した。
また、マッテオ・マナッセロ(伊)が上がり4ホール連続バーディで6アンダー66。ノレンに2打差の暫定2位につけて「6メートルくらいのパットも入ったし、いいプレーができた。“め”のきついグリーンは好きなんだ。全部のパットを強く打てるような気がしてパッティングに自信がもてるから」と不敵な笑みを見せた。
昨年の全英オープン王者、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)が、マキロイと並ぶ暫定9位タイ。世界ランクNo.1のマーティン・カイマー(独)は、2アンダー70で暫定21位タイにつけている。
日本勢は平塚哲二、市原弘大が1アンダー71で暫定35位タイ。久保谷健一は2オーバー74で暫定99位タイと出遅れている。