R.ファウラーの元ルームメイトが優勝戦線浮上!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/04/17 12:27
米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープン(テキサス州、TPCサンアントニオ)第3ラウンドの競技が現地時間16日に行われ、無名の選手がリーダーボードの上位に躍り出た。
混戦を抜け出し単独トップに立ったブレンダン・スティール(米)、1打差の2位につけるキャメロン・トリンガル(米)、3位タイのケビン・チャペル(米)はいずれもツアー未勝利の無名選手たち。いずれも20代の彼らが初優勝を飾れば、世代交代の象徴的存在がまたひとり増えることになる。
中でも注目は、この日14番パー5でフェアウェイ右のラフから見事2オンに成功してイーグルを奪い、一気に優勝戦線に浮上したトリンガルだ。最終18番こそショットを曲げてボギーを叩き、首位の座をスティールに譲ったが、ムービングデーに順位を上げた。
このトリンガル、実はライダーカップにも出場した若手のホープで、リッキー・ファウラー(米)の元ルームメイトとして知られている。ファウラーは昨年末フロリダに引っ越したが、それ以前住んでいたラスベガスではトリンガルと一緒に暮らしていた。
プロデビュー2戦目でいきなりプレーオフに進出し2位タイに食い込んだファウラーはプーマのカラフルなウェアを着こなすファッションアイコンとしても人気が高い。しかしまだ優勝には手が届いておらず、トリンガルがもし今週勝てば元ルームメイトとの立場が逆転することに。名門ジョージア工科大学出身の23歳、トリンガルの最終日の戦いに注目だ。