タイガーに追い風!? 7月全英OPのコースセッティング大幅変更へ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/04/20 12:04
現地時間7月14日に開幕する第140回全英オープンの舞台である、英国のロイヤル・セントジョージズGCのセッティングが、前回と比べて大幅に変更となることが明らかになった。
最後に同コースで全英が行われた2003年は、タイガー・ウッズ(米)が大ギャラリーを引き連れていたにもかかわらず、いきなり1番のティーショットをロストボール。トリプルボギーを叩いた事は有名だ。他にも、ジェリー・ケリー(米)がやはり『11』を叩くなどしている。
つまり、1番はフェアウェイに打つのが非常に難しいコンディションで、フェアウェイキープ率は30%以下だった。それを受けて、今年の舞台は前回よりも1番のフェアウェイは12ヤード広くなることになった。
しかし一方で、コースの全体距離はトータルで約100ヤード長くなる。さらに、名物ホールの4番が497ヤードのパー5から、495ヤードのパー4になることにより、コースのパーは71から70に変更。このあたりが攻略のカギとなりそうだ。
今回の変更が、世界最古のメジャータイトルを狙う面々に有利になるのか不利になるのか。今からそれぞれが思惑を持って、ビッグタイトルに向け作戦を練ることになる。