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ビッグネーム相次ぎ予選落ちの中、B.ランフォード首位浮上!

更新日:2022/10/26 00:57
ビッグネーム相次ぎ予選落ちの中、B.ランフォード首位浮上!

 

 お隣、韓国のブラックストーンGC(仁川)を舞台に行われている欧州・アジア両ツアー共催のバランタインズ選手権は現地時間29日、第2ラウンドの競技を終了。ビッグネームが予選で姿を消す中、昨年の今大会で2位タイに入ったブレット・ランフォード(豪)が9アンダー63の好スコアをマーク。通算10アンダーとし2位に並ぶミゲール・A・ヒメネス(スペイン)、ソレン・ケルドセン(デンマーク)に3打差をつけ単独トップに立った。

 前日首位発進のダミアン・マッグレイン(アイルランド)はスコアを伸ばせず、通算6アンダーでジェームス・モリソン(英)、リース・デービス(ウェールズ)と並び4位タイに後退。通算5アンダー7位タイにスポット参戦のダスティン・ジョンソン(米)ら4人が続き、世界ランク1位に返り咲いたばかりのリー・ウェストウッド(英)は通算4アンダーで地元期待の金庚泰(韓)らと並び11位タイにつけている。

「ここのところゴルフの調子が悪くて、全く自分に期待していなかったのでまさか『63』が出るなんて…。全くゴルフというのは不思議なゲームだよ」と18ランクアップで一気に首位まで上り詰めたランフォードは感慨深げにこう呟いた。この日はパットが好調で、2番パー4では10メートルものパットをねじ込みバーディを奪うなどノーボギーの完璧な内容。欧州ツアー通算3勝を挙げているが最後に勝ったのは4年前。「自分が63で回れたということは、他の選手も同じようなスコアを出すチャンスがあるということ。3打差はあってないようなもの。誰が勝ってもおかしくない」と気を引き締めていた。

 一方、日本勢唯一出場の平塚哲二は3バーディ、2ボギーの1アンダーア71と平凡なスコアながら通算イーブンパーに戻し、47位タイで決勝ラウンド進出を決めた。しかしアーニー・エルス(南ア)、ジーブ・ミルカ・シン(インド)、イアン・ポルター(英)ら有名どころがカットラインに1打及ばず予選敗退。アジア勢唯一のメジャータイトルホルダーのY・E・ヤン(韓)は通算4オーバー100位タイと下位での予選落ちを喫した。

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