D.クラーク、3年ぶりVへ好発進! 首位はG.ボーディ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/05/13 10:45
ライダーカップ副主将も務めたことのあるベテラン、ダレン・クラーク(北アイルランド)が、ライダーカップのヒーローだった故セベ・バレステロス氏(スペイン)に捧げる勝利に向け好スタートを切った。
欧州ツアーのスペイン3連戦の2戦目、イベルドロラ・オープン(プーラGC)は現地時間12日、第1ラウンドの競技を終了。グレゴリー・ボーディ(仏)が7アンダー63で単独首位に立ち、ダニー・ウィレット(英)が1打差で追う展開になったが、クラークは5アンダー65でプレーしてマシュー・ニクソン(英)と並ぶ3位タイにつけた。2008年のKLMオープン以来3年ぶりの勝利を狙っている。
1番で3メートルのバーディパットを沈めて波に乗り、フロントナインを4アンダーで終える。バックナインでは1つしかスコアを伸ばせなかったが、リーダーボードの上位に名前を連ねてご機嫌だ。3週間、休養を取ってバハマでバカンスを過ごした後だけに元気いっぱい。「距離感とウェッジのショットが今日は最高だった。パットも良かったしね。やっぱり少し休みを取ることは大切だよ」とニヤリと笑った。
単独トップのボーディは、コースレコードをたたき出しての首位発進に満面の笑み。「このコースはすごくいい感じでプレーできるんだ」とツアー4勝目に照準を合わせた。
セベの死を誰よりも悼み、プレーでその恩に報いようと意気込んだマスターズ2勝のホセ・マリア・オラサバル(スペイン)は、1オーバー71で42位タイと出遅れている。