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タイガー棄権、左ひざ痛再発!

更新日:2011/05/13 11:29
タイガー棄権、左ひざ痛再発!

 

 米男子ツアーの“準メジャー”、ザ・プレーヤーズ選手権(フロリダ州、TPCソーグラス)に左足の故障を押して出場したタイガー・ウッズ(米)だったが、現地時間12日に行われた第1ラウンドのプレー中に症状を悪化させ、前半の9番を終えたところで棄権した。

 タイガーは1番をボギーでスタートすると、4番でトリプルボギー、さらに5番でもボギーを叩き、苦しそうな表情を見せる。それでも何とか我慢して1打1打に集中したが、9番で再びボギーを叩いたところでプレー続行をあきらめた。大会前から故障していた左ひざなどを再び痛めたようで、9ホールをプレーし6オーバー42の大叩きだった。

「今朝ウォームアップしてるときは問題なかったんだけど、プレーしているうちにどんどん悪くなった。最初はひざ、それからアキレス腱、最後はふくらはぎまで痛くなってきた。歩くのも辛いほどだったよ」とタイガー自身が振り返ったラウンドは、途中からクラブを杖代わりに使って歩くほど痛々しいもの。同じ組でプレーしたマーティン・カイマー(独)は「(タイガーは)すごくゆっくり、僕たちの後ろから歩いてきた。でも痛みを抱えているのか、ただゆっくり歩いているのかわからなかったよ」とコメントしている。

 5週後にはメジャー15勝目がかかる全米オープン(6月16〜19日/メリーランド州、コングレッショナルCC)が控えているが、優勝どころか出場にすら黄信号が灯ってしまったタイガー。復活優勝への道のりはまだまだ険しそうだ。

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