故郷に錦を! 地元・馬場が急浮上 有村・古閑は後退
国内女子ツアーのフンドーキンレディースは14日、福岡センチュリーGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位タイでスタートした朴仁妃(韓)が3アンダー69で回り、通算6アンダーにスコアを伸ばしてトップの座をキープしたが、7位タイでスタートした佐伯三貴が5アンダー67の猛攻で朴に並んだ。首位から3打差の3位タイには、前週に続いて国内ツアーに参戦している宮里美香をはじめ、北田瑠衣、馬場ゆかりらがつけている。
昨年は2位に入ること4回、3位は5回と絶好調だった地元・福岡出身の馬場。しかし、優勝争いに何度となく絡み賞金ランキング4位に入ったが、結局は無冠に終わった。2008年のライフカードレディス以来遠ざかっている勝利を、地元で飾るべく意気も高い。
初日は2オーバー74の36位タイとなった馬場だったが、この日はスターティングホールでいきなりバーディ奪取。5番でボギーを叩いたたものの、6番から9番までの4ホールで3バーディを奪い一気に浮上する。後半も2つスコアを伸ばした馬場は、この日は結局6バーディ、1ボギーの5アンダー67。首位に3打差の3位タイに順位を上げ、地元での優勝が視野に入ってきた。
第1ラウンドで3位タイの好発進を見せた48歳の大ベテラン、塩谷育代は4オーバー76と崩れ、通算2オーバー31位タイに後退。7位タイスタートの有村智恵と古閑美保は、有村が1つスコアを落として通算イーブンパーの17位。古閑は3オーバー75で、塩谷と同じ31位タイとなっている。
その他、今季2勝を挙げている不動裕理が3アンダー69で回り通算イーブンパーで17位タイに浮上。ディフェンディング・チャンピオンの横峯さくらは昨季の米女子賞金女王チェ・ナヨン(韓)らと並ぶ24位タイ。金田久美子は5オーバー77で通算8オーバーとなり予選落ちとなった。