タイガーがトップ10から転落! 遼は全米オープン出場権獲得
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/05/24 12:29
欧州ツアー、ボルボ世界マッチプレー選手権優勝のイアン・ポルター(英)が、米国時間23日発表の最新世界ランキングで、22位から14位に躍進した。
同大会で自身初めての世界ランクNo.1をかけて決勝に挑んだルーク・ドナルド(英)を、ポルターは2アンド1で下してその夢を粉砕。昨年末は同ランク11位だったが、ズルズルと順位を落としていただけに、踏みとどまると同時に再び上位を目指すチャンスに目を輝かせている。
ドナルドが同大会2位に甘んじたことで上位陣に変動はなく、1位リー・ウェストウッド(英)、2位ドナルド、3位マーティン・カイマー(独)と欧州勢が並んだ。
また、マッチプレー5位タイのマスターズ王者、チャール・シュワーツェル(南ア)が、12位から7位に浮上。このあおりを受けた選手たちが何人か順位を落としたが、その中で、かつてのNo.1タイガー・ウッズ(米)が8位から12位に転落。ついにトップ10からもこぼれ落ちてしまった。これはメジャー初優勝を飾った97年マスターズ以来初めてのこととなる。
日本勢は、国内男子ツアーのとうとうみ浜松オープンでプレーオフの末、惜しくも敗れ2位に終わった石川遼が53位から49位へとランクアップ。この結果、5月23日と6月13日の時点で世界ランク上位50位以内なら出場できる全米オープン(6月16〜19日/メリーランド州、コングレッショナルCC)への切符を獲得した。
また、池田勇太が61位から59位にランクアップしたが、藤田寛之は67位から71位にランクダウンしている。なお、プレーオフで石川を撃破し国内ツアー初優勝を飾った小林正則は、942位から320位へと大幅に順位を上げている。