小田(孔)が猛攻で首位浮上! 遼は1年ぶり予選落ち
国内男子ツアーのダイヤモンドカップゴルフは27日、千葉カントリークラブ 梅郷コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位に1打差の4位タイでスタートした小田孔明が7バーディ、ノーボギーの7アンダー65の猛攻を見せ、通算12アンダーまでスコアを伸ばし単独トップに躍り出た。初日トップタイの金度勲(韓)が通算10アンダー2位、富田雅哉が通算8アンダーで3位につけている。
14位タイの好位置で発進した石川遼は大苦戦。4番でバンカーに捕まりボギーを叩くと、続く5番はバーディチャンスを逃した上に返しも決められずボギー。13番でもボギーを叩いた石川は、続く14番でスコアを1つ戻したものの、その後はスコアカード通りのプレー。結局この日は1バーディ、3ボギーの2オーバー74という内容で、通算イーブンパーは63位タイ。カットラインに1打足りず、昨年の日本プロゴルフ選手権以来、ほぼ1年ぶりとなる国内ツアー予選落ちを喫した。
一方、石川と同じく14位タイからスタートした藤田寛之は14番パー5でイーグルを奪うなど、1イーグル、5バーディ、2ボギーの5アンダー67でラウンドし、通算7アンダー4位タイにジャンプアップ。59位タイと大きく出遅れていた薗田峻輔も1イーグル、5バーディ、ノーボギーで小田と並ぶこの日のベストスコア、7アンダー65をマーク。通算6アンダーとし、一気に6位タイまで浮上した。
その他、片山晋呉が通算5アンダーで10位タイ、尾崎将司がこの日4つスコアを伸ばして通算4アンダー16位タイにつけた。ディフェンディング・チャンピオンで昨季賞金王の金庚泰(韓)は通算3アンダーで中嶋常幸らと並ぶ23位タイとなっている。
前週優勝の小林正則、昨年の日本アマを制した阿部裕樹、アマチュアの浅地洋佑(杉並学院高3年)らは予選通過ならず。丸山茂樹は腰痛のため第2ラウンドスタート前に棄権を表明している。