ムービングサタデーは大荒れ! 首位に山下が浮上
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/06/04 17:32
国内男子ツアーの今季公式戦第2戦、日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hillsは4日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。強風が吹き荒れる難しいコンディションの中、4位スタートの山下和宏が終盤こそ苦しいゴルフになったものの、4バーディ、2ボギーの2アンダー69をマークし通算4アンダーで後続に1打差の単独首位に立った。
この日の前半、トーナメントをリードしていたのは2位スタートのH・T・キム(韓)だった。2番パー5でイーグルを奪ったキムはその後1つスコアを落としたものの、6番パー5でも再度のイーグル奪取を見せ、独走態勢に入るかに見えた。しかし、11番でボギーを叩くと、続く12番パー4でまさかのOBを喫しトリプルボギー。一気に貯金を吐き出したキムは、結局3オーバー74、通算1アンダーの5位タイに退いた。
また、この日1イーグル、6バーディ、2ボギーの6アンダー65という会心のラウンドを見せたJ・B・パク(韓)が通算3アンダーまでスコアを伸ばし、23位タイから2位タイに急浮上。丸山大輔も2バーディ、ノーボギーの2アンダー69と安定したゴルフを見せ、パクと並び1打差で山下を追っている。
その他、通算2アンダーで首位に2打差の単独4位にはジェイ・チョイ(米)。通算1アンダーの5位タイにキム、河井博大、小泉洋人、市原弘大の4人がつけている。薗田峻輔と宮本勝昌は共にこの日3アンダー68で回り通算イーブンパー9位タイ。藤田寛之は通算1オーバー11位タイとなった。初日から首位の座を守ってきた小林正則は4つのダブルボギーを喫するなど11オーバー82の大叩きで通算6オーバー38位タイまで後退している。