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C.カー首位浮上! 日本勢は野村の14位タイが最高

更新日:2011/06/06 10:42
C.カー首位浮上! 日本勢は野村の14位タイが最高

 

 米女子ツアーのショップライトLPGAクラシック第2ラウンド(現地時間4日/ニュージャージー州、ドルチェ・シービューリゾート ベイC)、世界ランク1位再浮上を目指すクリスティー・カー(米)が持ち前の攻撃的なゴルフで単独トップに躍り出た。

「出だしの3連続バーディで波に乗れた」というカーは前半をノーボギーの4アンダーで折り返すと、後半12番パー4でダブルボギーを叩いたもののミスらしいミスはそのホールだけ。11番、14番で10メートル前後のロングパットをねじ込むなど、圧巻の内容で通算8アンダーまでスコアを伸ばし、初日の4位タイから単独首位に浮上した。

「今日は練習場で球を打っているときから気合いが入っていた。1番ではロブウェッジでグリーンを外してハッとしたけれど、そこからパターで打ってバーディに成功。スライスラインを読み切ってのバーディに手応えを感じた」と立ち上がりからエンジン全開のカー。今季はここまでトップ10入りが3回、先月のサイベース・マッチプレー選手権でも2位になっているが、まだ優勝には手が届いていない。節目のキャリア15勝に向け最終日は「天気に応じた臨機応変なゴルフ」で頂点を目指す。

 その他首位に1打差の単独2位に2児の母でもある全英リコー女子オープン覇者のカトリオーナ・マシュー(スコットランド)が続き、この日7アンダー64と爆発したブリタニー・リンシコム(米)が通算6アンダーで単独3位。初日トップの申智愛(韓)は「ショットが思うように打てなかった」とスコアを伸ばせず、通算5アンダー4位タイに後退した。

 日本勢はルーキーの野村敏京が9番パー5でイーグルを奪う見せ場を作り、3アンダー68の好スコアをマークして通算2アンダーで初日の30位タイから14位タイに浮上。日本ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンに勝った勢いそのままに最終日はさらなる上位進出を目論んでいる。

 また初日54位タイと出遅れた上田桃子が4アンダー67と盛り返し、通算1アンダーでヤニ・ツェン(台)らと並び20位タイまで順位を上げたが、ディフェンディング・チャンピオンの宮里藍は通算イーブンパー29位タイに低迷。初日10位タイと日本勢ではもっとも上位につけていた宮里美香は2番のダブルボギーで意気消沈。スコアを3つ落とし、通算2オーバー47位タイに急降下した。

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