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R.カールソン僅差で首位守る! 復調今田は12位タイ

更新日:2011/06/12 12:19
R.カールソン僅差で首位守る! 復調今田は12位タイ
大会3日目。復調の兆しの見える今田は2日連続で2アンダー68。首位と7打差の12位タイまで順位を上げた。(写真提供:AP/アフロ)

 

 米ツアー初優勝を狙うロバート・カールソン(スウェーデン)がポールポジションをキープした。

 米男子ツアーのフェデックス・セントジュード・クラシックは現地時間11日、テネシー州、TPCサウスウインドを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日トップに躍り出たカールソンが上がり2ホール連続ボギーを叩きながら2アンダー68にスコアをまとめ、通算11アンダーでアメリカ初Vに王手をかけた。

 1打差の単独2位にこの日6アンダー64のチャージを見せたハリソン・フレイザー(米)が続き、通算8アンダー単独3位にジョン・メリック(米)がつけている。またフレイザーと同じくこの日のベストスコア64を叩き出したレティーフ・グーセン(南ア)が通算7アンダーで前日の23位タイから単独4位に浮上している。

「今日フェアウェイからいいショットが打てなかったのはあそこだけ。完全なミスショット」と17番、18番連続ボギーでリードがわずか1ストロークに縮まったカールソン。とはいえ昨年の同大会で優勝争いを演じ、4ホールに及ぶプレーオフの末リー・ウェストウッド(英)に敗れたものの2位タイに入った相性の良い大会でポールポジションをゲットし、「とても気分はいい。去年も良いプレーが出来たし明日が楽しみ」と瞳を輝かせる。欧州ツアー通算11勝の強豪がアメリカ初Vなるか注目だ。

 一方、持ち前のパッティングの不調で3月から5月にかけ予選落ちの山を築いた今田竜二はここにきて復調の兆し。この日も切れ味鋭いショットでバーディチャンスを作り後半3連続を含む4バーディを奪取。池につかまるなどのトラブルもあり17番、18番は2連続ボギーを叩いたが、2日連続2アンダー68をマーク。通算4アンダーまでスコアを伸ばし、前日より4ランクアップの12位タイとまずまずのポジションをキープした。2週間前のHPバイロン・ネルソン選手権で優勝争いを演じ3位タイに入ったときから上向いているパットの調子次第で、トップ10も十分に狙える。

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