B.ツエー、シニア初V王手! 尾崎はペースダウン…
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/06/12 11:12
初日首位と1打差の2位タイと絶好の滑り出しを見せた尾崎直道だったが2日目は気合いが空回り。上位陣がスコアを伸ばす中、チャージならずに後退した。
米チャンピオンズツアー、グレーター・ヒッコリー・クラシック at ロックバーン(ノースカロライナ州、ロックバーンG&S)は現地時間11日、第2ラウンドの競技を行い、初日のトーナメントリーダーでシニア初優勝を狙うボブ・ツエー(米)が通算14アンダーで単独トップの座を守った。
「ベテランになってもやはり優勝争いは緊張するさ」と1986年の全米プロゴルフ選手権チャンピオンのツエー。「でもこの緊張がたまらない。試合に勝ちたいという気持ちは若い頃以上」と52歳にしてシニア初Vを狙う心境を打ち明けた。
首位に1打差の単独2位にトミー・アーマーIII(米)が続き、通算12アンダー3位タイにマーク・オメーラ(米)、チップ・ベック(米)、マーク・ウィービー(米)らが並ぶ展開。
2位タイスタートの尾崎は、出だし直後の2番でボギーを先行させると、3番、4番ですかさず連続バーディを奪い持ち直したかに見られた。しかしこの日は好調なショットにパットがかみ合わず4バーディ、3ボギーの1アンダー71止まり。通算9アンダーとしたものの首位に5打差と先頭の背中が遠く見える。だが上がり2ホール連続バーディで2日目を締めくくったことは尾崎にとって明日につながる好材料。悲願のアメリカ初優勝を諦めるのはまだ早い。