メジャーを前に激突するシニアたち
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/07/01 13:31
4試合中3試合がメジャー大会という怒涛の1か月まであと3週間。米チャンピオンズツアーのいぶし銀の選手たちが、実戦で力を蓄えようと目論んでいる。
3週間後に控えた全英シニアオープン(現地時間21〜24日/英、ウォルトンヒースGC)を皮切りに、翌週の全米シニアオープン(28〜31日/オハイオ州、インバネスGC)、1試合置いてコンステレーションエナジー・シニアプレーヤーズ選手権(8月18〜21日/ニューヨーク州、ウェストチェストGC)と、一気にメジャー大会が行われるのが同ツアーの今年のスケジュールだ。
これを前に7月1日に開幕するモントリオール選手権(カナダ、ケベック州、フォンテーヌブローゴルフクラブ)は、昨季大会で同ツアー初優勝を飾ったラリー・マイズ(米)に1打差で敗れた悔しさを晴らすべくジョン・クック(米)が牙を剥こうとしている。
もちろん優勝候補筆頭は、今季3勝と絶好調のトム・レーマン(米)だ。チャールズ・シュワブカップポイントランク首位は当然のこととして、パーオン率も77.78%で首位に立ち、トータルドライビング部門でもトップと安定したショットは数字が現している。
対抗馬としては、先週残念ながら単独3位に終わったが、平均パット数1.676でツアーNo.1のマーク・ウィービー(米)だ。レーマンがショットならこちらはグリーン上で勝負をかける。また、66歳のヘイル・アーウィン(米)も先週10位タイに入るなどまだまだ元気いっぱいであなどれない。
他にジェイ・ハース(米)、ジョン・ヒューストン(米)ら実力者たちが激戦を繰り広げる中、初優勝を切望する尾崎直道も参戦。メジャー大会を前にしっかりと足場を築こうとしている。