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さくら、ギリギリ予選通過 首位は宋ボベ

更新日:2022/10/26 00:57
さくら、ギリギリ予選通過 首位は宋ボベ

 

 今年で2回目を迎える国内女子ツアーの日医工女子オープンゴルフトーナメントは2日、富山県の八尾カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日3位タイの宋ボベ(韓)が7バーディ、1ボギーの6アンダー66をマークし、通算11アンダーまでスコアを伸ばして単独トップに躍り出た。1打差の2位タイには初日首位の座を分け合った表純子と上原彩子がつけ、3打差の4位タイにはディフェンディング・チャンピオンのシン・ヒョンジュ(韓)と黄アルム(韓)が続いている。

 先週まで扁桃腺の腫れにより韓国で入院していた宋だが、初日に続き安定したゴルフを披露した。アウトスタートの宋はこの日、出だしの3ホールで2つのバーディを奪って好スタートを切ると、8番、9番で連続バーディを奪取するなど前半だけで5つスコアを伸ばす。

 後半に入って10番でこの日唯一のボギーを叩くも12番、14番をバーディとし、この日のベストスコア「66」を叩き出して今季初となるリーダーボードの最上段に浮上した。2009年の日本女子オープンゴルフ選手権競技で国内メジャー制覇を達成している宋だが、このシーズン以降は勝利に見放されている。病からの復帰戦でいきなり2年ぶりの勝利を飾ることができるか最終日の戦いに期待したい。

 一方、ここ8試合連続でトップ10入りと好調を維持してきた横峯さくらだが、この日も前日に続きスコアメイクに苦しんだ。前半はバーディを奪えず1オーバー37、後半は序盤にバーディを2つ奪取し盛り返したかに見えたが、その後はスコアを伸ばせず。結局イーブンパー72で、予選カットラインぎりぎりの通算1オーバー、45位タイで何とか決勝ラウンドに滑り込んだ。

 その他、2アンダー70でプレーした不動裕理が通算6アンダー6位タイ、横峯らと同じく来週の全米女子オープン(7〜10日/コロラド州、ザ・ブロードムーア イーストC)に参戦する馬場ゆかりは、飯島茜と並び通算5アンダー7位タイにつけた。また、前日16位タイの金田久美子は通算1アンダーで23位タイ、前戦優勝の李知姫(韓)は横峯と並ぶ45位タイに後退している。

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