欧州ツアー、雨で3日目はキャンセル 大会は54ホールに短縮
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/07/10 13:16
今季メジャー第3戦、全英オープン(現地時間14〜17日/英、ロイヤル・セントジョージズGC)の前哨戦である欧州ツアー、バークレイズ・スコットランド・オープン(スコットランド、キャッスル・スチュワートGL)は9日、降り止まない雨にコースの状態が悪化。大会は54ホールに短縮された。
前日、雷雨によってサスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行う予定だったが、前の日から降り続いた雨の影響でコースは水浸し。主催者側は何とか午後7時半の再開を目指しコース整備に奔走した。ところが再スタートの時間が迫ってもフェアウェイやバンカーから水が引かず、結局この日は第2ラウンドの続きを消化することさえ出来なかった。
同ツアーのトーナメントディレクター、マイク・スチュワート氏によると「試合続行に向けあらゆる努力をしたが状況が許さなかった」。大会側は第2ラウンドの続きを日曜日の早朝に行い、54ホールに短縮して伝統の大会を成立させるつもりだ。
現時点で暫定トップの座を分け合っているのが、通算11アンダーの昨季全米オープンチャンピオン、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、スコット・ジェイミソン(スコットランド)、ピーター・ホワイトフォード(スコットランド)の3人。1打差の暫定単独4位にホセ・マニュエル・ララ(スペイン)がつけている。
世界ランク1位のルーク・ドナルド(英)と同2位のリー・ウェストウッド(英)は第2ラウンドをプレー中で通算7アンダー暫定17位タイ。フィル・ミケルソン(米)は通算4アンダー暫定50位タイ。日本勢唯一出場の平塚哲二は通算イーブンパーで第2ラウンドを終えており現時点の順位は暫定106位タイ、予選通過は難しい状況に陥っている。