D.ジョンソンの強烈な皮肉が商品に!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/07/27 12:15
ダスティン・ジョンソン(米)が、昨年の全米プロゴルフ選手権での惜敗の悔しさを、皮肉な商品という形にして売り出した。
昨年の同大会で優勝争いを演じたジョンソンだったが、最後の最後に落とし穴にはまり、初めてのメジャータイトルを逃した悔しい思い出を抱えている。コースにはバンカーに見えないバンカーがたくさんあったが、ジョンソンは最終日の大詰めとなる18番でこの中に打ち込んだ。
だが、見た目にはまったくバンカーに見えず、ギャラリーが歩いた跡もたくさんあったことから、ジョンソンはバンカーだと思わなかった。通常のスルー・ザ・グリーン同様、クラブをソールしてから打ったが、ホールアウト後にこれが問題となった。競技委員会はバンカーでソールしたという判断を下し、2打罰を受けてしまった。
結局、プレーオフに2打及ばず5位タイで大会を終えたジョンソン。2打罰がなく最終ホールでのファーストパットが入っていれば優勝だったため、世界中から同情の声が寄せられていた。
あれから1年。約2週後に控えた因縁の全米プロゴルフ選手権を前に、ジョンソンがTシャツを売り出した。そこに書かれているのは「What bunker?」のロゴ。明らかな皮肉だ。
ジョンソンは他にも何度もメジャーで優勝争いに顔を出し、昨年の同大会がフロックではなかったことを証明しているだけに、今年の大会でリベンジを果たし、皮肉なTシャツ姿を見せてほしいものだ。ちなみにTシャツの価格は24ドル95セント(約1,940円)となっている。