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藍、メジャー優勝準備OK! 日本勢7人が参戦

更新日:2022/10/26 00:57
藍、メジャー優勝準備OK! 日本勢7人が参戦

 

 絶好調の宮里藍が今季最後のメジャー大会に照準を合わせた。

 現地時間28日開幕の全英リコー女子オープン(スコットランド、カーヌスティGL)には7人の日本勢が出場するが、優勝候補筆頭として名を挙げられる藍の目が勝利に向けて輝いている。

 先週のエビアン・マスターズでは単独首位で最終日を迎えると、途中後続に追いつかれそうになりながら堂々としたプレーを続けて見事米ツアー通算7勝目を飾った。

 今季はここまで勝てずに苦しんできたが、これで一気に気分が楽になって乗り込んで来たのがメジャーの舞台。それだけに「今は自信がある。この大会への準備は整ってる」と胸を張った。

 優勝した日曜日のうちにロンドンに移動しなければならなかったため、お祝いらしいことはしていないが、それでも「短い時間のディナーだったけど、家族も友人もいてとてもハッピーだった」とすっかりリラックスできた様子。今大会への抱負を尋ねられても「毎日違うコンディションになると思うからプレーするのがすごく楽しみ」と白い歯を見せており、肩に力を入れすぎることなく大一番に臨めそうだ。

 藍には力及ばなかったものの、エビアン・マスターズで優勝争いに絡み3位タイに入った佐伯三貴にも期待が集まる。オンとオフを上手に切り替え、リラックスして大会に挑むスタイルはメジャー大会と言えども同じ。エビアン・マスターズ単独2位で、今年のクラフト・ナビスコ選手権で勝っているステイシー・ルイス(米)、ベテランのソフィ・グスタフソン(スウェーデン)と予選ラウンドは同じ組ということで闘志に火がついている。

 また、先週も9位タイと好調の宮里美香からも目が離せない。クラフト・ナビスコ選手権7位タイ、ウェグマンズLPGA選手権8位タイ、全米女子オープン単独5位と今季のメジャー大会すべてでトップ10入りする実力を示している。故郷の先輩である藍の優勝に刺激を受けて、米ツアー初優勝をメジャーの舞台で飾る夢が広がっている。

 日本勢は他に、上田桃子、不動裕理、横峯さくら、茂木宏美も参戦。それぞれひと暴れを目論んでいる。

 その他、先日、爆弾・乱射テロに見舞われた故郷ノルウェーへ捧げる優勝を狙うスーザン・ピーターセン(ノルウェー)も忘れてはならない。ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のヤニ・ツェン(台)、申智愛(韓)、クリスティー・カー(米)、ポーラ・クリーマー(米)ら実力者たちも今季最後のメジャー大会に向けて気合いを入れなおしており、熾烈な戦いが予想される。

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