T.レーマン、室田、尾崎らが挑む大一番!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/07/28 13:30
今季すでに3勝を挙げ、米チャンピオンズツアーを引っ張るトム・レーマン(米)が、今季メジャー第4戦の全米シニアオープンのビッグタイトル獲得に向けて準備を整えた。
現地時間28日開幕の同大会はオハイオ州、インバネスGCがその舞台。グリーンが小さく、ショットメーカーにアドバンテージがあるコースだけに「フェアウェイをきっちり捉え、ボールをどこにおくかが重要だ」と戦略を立てた。
レギュラーツアー時代から全英オープン優勝以外にも、メジャー大会で優勝争いに顔を出しているが、その理由を聞かれて「チャレンジするのが好きなんだ。だから(メジャー大会に)臨む姿勢がいいんじゃないか」と、不敵な笑みを浮かべた。
ライバルのベルンハルト・ランガー(独)は、親指の手術から復帰して時間が経っておらず、レーマンが頭一つ抜け出している感のある今季の米チャンピオンズツアー。賞金王、チャールズ・シュワブカップ優勝に大きく前進するためにも、とにかくここで勝っておきたいところだ。
日本勢は、尾崎直道、倉本昌弘、湯原信光、室田淳の4人が参戦。
同ツアーを主戦場にし、いいところまで何度もいきながら勝利に手が届かない尾崎と、今年のシニアPGA選手権で優勝争いを演じた室田に期待が集まっている。
また、かつてレギュラーツアー、チャンピオンズツアーともに常駐経験を持つ倉本、最終予選を突破して大一番に挑む湯原も、元々ショットメーカーとして定評はあるだけに大金星を狙いたい。