全米覇者R.マキロイ、ダボフィニッシュで44位タイ発進
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/07/29 13:05
若き全米オープン王者を見ようと2万人以上のファンがつめかける中、いいところを見せたかったローリー・マキロイ(北アイルランド)だったが、最後に落とし穴が待っていた。
欧州ツアーのアイリッシュ・オープン第1ラウンド(現地時間28日/アイルランド、キラーニーG&フィッシュングC)の目玉は、センセーショナルなメジャー初優勝を飾ったマキロイと、苦闘の末に全英オープンでメジャー初制覇を成し遂げたベテランのダレン・クラーク(北アイルランド)、昨年の全米オープン覇者であるグラエム・マクドウェル(北アイルランド)ら北アイルランド勢と、メジャー3勝を誇るパドレイ・ハリントン(アイルランド)らの地元勢だ。
期待にたがわずマキロイは途中までバーディを4つ奪うなどリーダーボードをにぎわしていた。ところが、後半2ホール目の11番をこの日初めてのボギーとすると、最終18番ではダブルボギーを叩いて1アンダー70でホールアウト。首位と7打差の44位タイに甘んじることになった。
ファンの期待にまずまずの結果を出したのはクラークだ。2アンダー69で回って首位と6打差の27位タイ。十分、逆転可能な位置につけた。また、マクドウェルは1オーバー72で90位タイ、ハリントンは2オーバー73で114位タイと出遅れている。
単独首位に立ったのは8アンダー63をマークしたジーブ・ミルカ・シン(インド)。1イーグル、6バーディ、ノーボギーの見事なプレーでライバルたちを圧倒している。さらに、2打差の単独2位にアレクサンドレ・カレカ(仏)、3打差の3位タイにマイケル・キャンベル(ニュージーランド)らがつけている。