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A.キム、シーズンベスト『62』で単独首位浮上! 今田28位タイ

更新日:2011/07/31 12:34
A.キム、シーズンベスト『62』で単独首位浮上! 今田28位タイ
米男子ツアーで1年ぶりの優勝を狙うアンソニー・キムがシーズンベストの『62』をマークして単独トップに浮上。(写真提供:AP/アフロ)

 

 現地時間30日に行われた米男子ツアー、ザ・グリーンブリア・クラシック第3ラウンド(ウェストバージニア州、ザ・オールド・ホワイトC)は、今季予選落ち8回と苦戦を強いられているアンソニー・キム(米)がシーズンベストの8アンダー62をマーク。通算10アンダーとして前日の22位タイから一気に単独トップに浮上し、昨季のシェル・ヒューストン・オープン以来の優勝に王手をかけた。

「こんなに楽しくゴルフが出来たのは久しぶり」と会心のゴルフに声を弾ませたキム。先の全英オープンで5位タイに入った頃から「調子が戻って来たのを実感した」のだとか。ところが前週のRBCカナディアン・オープンで2日目に81を叩いた上、まさかルール違反で失格となり悔しさに七転八倒。だがそのときクラブを握るきっかけを与えてくれた母から「自分がいかに恵まれた境遇にあるか」を諭され、「ゴルフを楽しむこと」を第一に考えてラウンドした結果が単独トップという願ってもない状況に本人を押し上げた。

 キムはポスト・タイガー候補と騒がれながら、ここ数年ケガに苦しみ年下のローリー・マキロイ(北アイルランド)やリッキー・ファウラー(米)に主役の座を奪われた。逆境をバネに1年ぶりのツアー通算4勝目を狙う。

 その他上位は通算9アンダー単独2位にスコット・スターリングス(米)が続き、通算8アンダー3位タイにゲーリー・ウッドランド(米)とウェブ・シンプソン(米)の2人。今田竜二は2アンダー68をマークし、通算3アンダーで10ランクアップの28位タイ。勝負どころの16番でバーディ、17番でイーグルを奪う見せ場を作っただけに、最終18番のボギーが悔やまれる。

 尚、フィル・ミケルソン(米)、トム・ワトソン(米)、ディフェンディング・チャンピオンのスチュアート・アップルビー(豪)はすでに予選ラウンドで姿を消している。

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