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古閑、苦しみながらも首位キープ 韓国の伏兵がトップタイに

更新日:2011/08/06 17:50
古閑、苦しみながらも首位キープ 韓国の伏兵がトップタイに

 

 国内女子ツアーのmeiji カップは6日、北海道の札幌国際カントリークラブ島松コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日4位タイのジャン・ウンビ(韓)がノーボギーの7アンダー65をマークし、後続に4打差をつけ単独首位でスタートした古閑美保に通算11アンダーで並びトップタイに浮上した。2打差の単独3位にはフォン・シャンシャン(中)、3打差の単独4位にはイム・ウナ(韓)がつけている。

 初日に自己ベストタイの『63』をマークして単独トップに立った古閑は、後続と4打差でスタートしたこの日、1番で幸先良くバーディを奪って独走態勢に入るかと思われたが、ここから苦しいゴルフが続いた。バーディ直後の2番、3番で連続ボギーを叩くと、5番、7番で盛り返してバーディを先行させたが、8番で再びボギー。それでも前半最後の9番ではバーディ奪取に成功し、4バーディ、3ボギーで1つスコアを伸ばし前半を折り返した。後半に入ると出入りの激しかった前半とは一転、スコアカード通りのプレーが続き、1バーディ、ノーボギー。結局2アンダー70にスコアをまとめ、辛うじて首位の座をキープした。

 一方、この日躍進を見せたのは今季から同ツアー本格参戦、ここまで9試合中6試合で予選落ちと苦しいシーズンを送っていたジャン。前日4位タイと好位置につけたジャンはこの日も会心のゴルフを披露する。まずは2番でバーディを奪うと、その後3つスコアを伸ばして4アンダーで折り返す。後半に入っても出だしの10番でバーディ、13番、14番で連続バーディを奪取してノーボギーの7アンダー65でホールアウト。前日の5打差を一気に縮めて首位の古閑に並び、リーダーボードの最上段に駆け上がった。

 先月婚約を報じられたディフェンディング・チャンピオンの不動裕理は、2バーディ、ノーボギーの2アンダー70で回り野村敏京、北田瑠衣、シン・ヒョンジュ(韓)らと並んで通算5アンダー12位タイと好位置で予選ラウンドを終えた。

 その他、通算7アンダー5位タイに上原美希、大谷奈千代、地元苫小牧出身の菊地絵理香の3人、通算6アンダー8位タイにこの日のベストスコア「64」をマークしたイム・ジナ(韓)、大山志保らがつけている。また、前日4位タイの有村智恵は1つスコアを落とし通算3アンダー27位タイに後退。有村と同じ27位タイには全英リコー女子オープン帰りの佐伯三貴、今季1勝の金田久美子らが並んでいる。

 一方、7月に入籍が報じられた福嶋晃子は通算イーブンパーでカットラインに1打届かず予選落ち。さらに諸見里しのぶ、馬場ゆかりら実力者も決勝ラウンド進出を逃している。

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