P.ミケルソンが米国勢の誇りを背負う
更新日:2011/08/10 12:29
掲載日:2011/08/10 11:27
全米プロゴルフ選手権2勝目を狙うフィル・ミケルソン(米)と、昨年、優勝を目前にしながらルールトラブルで2打罰を受け、プレーオフ進出を逃したダスティン・ジョンソン(米)が大一番を前に素顔をのぞかせた。
現地時間11日開幕の米男子ツアー今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権(ジョージア州、アトランタ・アスレチックC)の2日前の練習日、コースにはリラックスした2人の姿があった。
アトランタ特有の暑さの下、ジェフ・オーバートン(米)、スティーブ・マリーノ(米)を交えて練習ラウンドを行った2人。常に笑いに包まれながらプレーする姿はすっかりリラックスした様子だった。
だが、ホールアウト後は予定されていた記者会見を揃ってキャンセル。大会前日に延期し、ミケルソンは練習場に直行するなど、メジャーの舞台ならではの緊張感を漂わせていた。
今季のメジャーはマスターズがチャール・シュワーツェル(南ア)、全米オープンがローリー・マキロイ(北アイルランド)、全英オープンがダレン・クラーク(北アイルランド)とすべて欧州ツアー勢が優勝している。さらに若手の台頭も著しい中、ミケルソンは米国勢の誇りを背負う。ベテランの意地にも注目したい。