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全米プロゴルフ選手権 笑顔で復活優勝を狙うタイガー

更新日:2011/08/10 12:27
全米プロゴルフ選手権 笑顔で復活優勝を狙うタイガー

 

 タイガー・ウッズ(米)が、メジャー15勝目に向けてリラックスした表情を見せた。

 現地時間11日開幕の米男子ツアー今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権(ジョージア州、アトランタ・アスレチックC)2日前の現地時間9日、珍しく午後になってコースに出たタイガーは、アージュン・アトワル(インド)と共に笑顔で9ホールをプレー。どちらも家を持つフロリダ州、オーランド郊外のアイルワースでよく一緒にプレーしている間柄とあって、メジャーの戦闘準備とは思えないほどの雰囲気に包まれていた。

 9ホールを終えたタイガーは、歩きながらファンの求めに応じてサインをするとクラブハウスへ。コメントを出すことはなかったが、アトワルが友人について「楽しかった。タイガーはいいショットを打っていたよ。後はもう少し飛距離を取り戻したいみたいだ」と証言。タイガー本人は大会前日(現地時間10日)に公式会見を開く予定とのこと。

 約3か月ぶりの復帰戦となった先週のWGC-ブリヂストン招待では優勝とは程遠い結果に終わり、タイガーが関係を断ち切った長い間の相棒、スティーブ・ウィリアムス氏がバッグを担いだアダム・スコット(豪)が優勝し、心中は複雑なはずのタイガー。だが、この日はそんなことは感じさせず、先週に続き幼馴染のブライオン・ベルがキャディを務め、スイングコーチのショーン・フォーリー氏も同伴してのラウンドとなった。

 足元も故障した左ヒザと左アキレス腱を気遣ってか、先週に続いてソフトスパイクで固めており、これまでとは違うスタイルで復活優勝を狙う気持ちに変わりはないようだ。

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