右手首負傷のR.マキロイが予選突破!
更新日:2011/08/13 12:06
掲載日:2011/08/13 11:31
大会初日に木の根を打ち付けて右手首を痛めたローリー・マキロイ(北アイルランド)が、棄権の危機を乗り越えて予選突破を果たした。
米男子ツアー今季メジャー最終戦、第93回全米プロゴルフ選手権第2ラウンド(現地時間12日/ジョージア州、アトランタ・アスレチックC)。前日、患部のレントゲン撮影を行い「プレーを続けるか続けないかは君次第。これ以上痛めることは絶対にしてはいけないが、もしプレーするならケガをしていないような気持ちで平然とやりなさい」と医師に告げられたマキロイは「メジャーじゃなかったら、昨日のうちに棄権していた。でもやると決めたからには全力を尽くす」とこの日のプレーに挑み、終盤まで快調なラウンドを続けていた。
ところが、17番パー3でケガの影響か6番アイアンでのティーショットが距離が足りずに無念の池ポチャ。さらにグリーンに乗せてから3パットのトリプルボギーを叩き、結局通算3オーバー53位タイに後退。もしそのホールをパープレーで切り抜けていれば首位と5打差のトップ20以内をキープできたところだが、このトリプルボギーで首位とは8ストロークの差をつけられた。しかし上位は混戦で何が起きてもおかしくない展開、「ケガを言い訳にしたくない」という22歳の全米オープンチャンピオンは決勝ラウンドでの挽回を胸に誓った。