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「連覇諦めない」と5打差を追いかけるJ.バード

更新日:2012/01/09 14:59
「連覇諦めない」と5打差を追いかけるJ.バード

 

 初日単独トップで飛び出しながら前日ブレーキがかかり4位タイに後退していたディフェンディング・チャンピオンのジョナサン・バード(米)が、米男子ツアー今季開幕戦のヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ第3ラウンド(現地時間8日/ハワイ、プランテーション・コース at カパルア)に再びチャージをかけ、最終日最終組で回ることが決まった。

 単独首位を走るスティーブ・ストリッカー(米)とは5打差。逆転不可能ではないが、決して易しい展開ではない。それでもバードは「諦めていない。5打差は射程圏内」と連覇を目指す決意を改めて強調した。

 この日のバードは出だし直後の2番、3番で連続ボギーを叩き先行きが危ぶまれたが、4番でバーディ、5番でイーグルを奪ってイヤなムードを断ち切ると、9番からの7ホールで5つのバーディを量産する会心のゴルフを披露。惜しむらくは1メートルに寄せた16番パー4のバーディチャンスを決め切れなかったこと。もし決めていればこの時点で首位に並ぶ、という展開だっただけに悔やんでも悔やみきれない。

 それでも「初日に自分がマークしたように6連続バーディだってこのコースではチャンスがある。明日(最終日)は最終組でストリッカーの動向を眺めながらプレーすることが出来る。良いゴルフで相手にプレッシャーをかけたい」と1年ぶりの優勝に燃えているバード。

 現時点でストリッカーが優位である事実は否めないが、しぶといプレーが身上のバードにもまだ勝機は十分残されている。

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