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S.ストリッカー、4連続バーディで開幕戦Vに王手!

更新日:2012/01/09 15:09
S.ストリッカー、4連続バーディで開幕戦Vに王手!
米男子ツアー今季開幕戦のヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ3日目。前日単独首位に躍り出たS.ストリッカーが5打リードを守ったまま最終日を迎えることとなった。(写真提供:AP/アフロ)

 

 44歳のスティーブ・ストリッカー(米)が上がり4ホール連続バーディを奪って開幕戦Vに王手をかけた。

 昨季のトーナメント優勝者のみに出場が許される米男子ツアー今季開幕戦、ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ハワイ、プランテーション・コース at カパルア)は現地時間8日、第3ラウンドの競技を終了。後続に5打差の単独トップからスタートしたストリッカーが、一時1打差まで詰め寄られたものの、上がり4ホール連続バーディで盛り返し4アンダー69をマーク。通算19アンダーとし2位タイに並んだディフェンディング・チャンピオンのジョナサン・バード(米)、マーティン・レアード(スコットランド)、ウェブ・シンプソン(米)の3人に5打差をつけ単独首位の座をキープした。

 中盤まで1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばせずにいたストリッカーだが、勝負どころの15番でバーディを奪うと、続く16番で一旦グリーンに乗ったボールがバックスピンで外に飛び出すアンラッキー。ところが残り20メートルのアプローチを直接カップに沈め連続バーディを奪うと、17番、18番でも楽々バーディ奪取に成功。あわや逆転を許すかと思われた展開の中、あっという間に後続との差を広げ、スタート時点の5打のリードに戻したのはさすが。

「14番までは全く何か起こりそうな予感がなかった。それが15番で2オン2パットのバーディを奪って、16番でチップインが決まった瞬間、流れが来ているのがわかった。だから17番と18番はアグレッシブに攻めることを考えた。5打のリードを守れたことは大きい。明日が本当に楽しみだ」と開幕戦Vに意欲を見せたストリッカー。終盤盛り返した要因については「忍耐力」と答えたベテランは、最終日もこのままの勢いで先頭でゴールを駆け抜けるつもりだ。

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