欧州初日は日没サスペンデッド、3連覇狙うC.シュワーツェルは出遅れ
更新日:2012/01/13 11:24
掲載日:2012/01/13 10:48
現地時間12日、欧州ツアーと南アフリカのサンシャインツアー共催のジョバーグ・オープン(南ア、ロイヤル・ヨハネスブルク&ケンジントンGC)は第1ラウンドの競技を行ったが、雷雨で5時間近くプレーが遅れた影響で出場選手の約半数がホールアウトできず、日没サスペンデッドとなった。
暫定首位は、いずれも西コースを8アンダー63でプレーしたダミアン・マッグレイン(アイルランド)とジェミー・エルソン(英)。エルソンは昨年Qスクール行きを余儀なくされ、そこからツアーに戻ってきた30歳。4年前にツアー1勝を挙げている40歳のマクグレインとともに大会を引っ張っている。
その他、暫定3位に西コースを7アンダー64で回ったレイニアー・サクストン(オランダ)とピーター・カーミス(南ア)、東コースを7アンダー65でプレーしたデスボンド・ボーツ(南ア)の3人がつけている。
全米オープン2勝の実力者ながらしばらく優勝から遠ざかっているレティーフ・グーセン(南ア)は、西コースを5アンダー66で回り暫定12位タイ。先週の開幕戦アフリカ・オープンでは単独3位の好位置でフィニッシュし、復活の手応えをつかんで挑んだこの日は、フロントナインで5バーディー(ノーボギー)と勢いのあるプレーを見せて完全復活をアピールした。
一方大会3連覇のかかるマスターズ王者チャール・シュワーツェル(南ア)は、東コースを4バーディー、4ボギーでラウンドし、15番を終えたところでサスペンデッドとなったが、イーブンパー暫定104位タイとやや物足りない初日となった。