石川80位タイ… 今季初ラウンドは後半に失速
更新日:2012/01/13 16:38
掲載日:2012/01/13 14:47
石川遼の今季初ラウンドはほろ苦いものとなってしまった。
石川が今季初戦に選んだ米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイ(ハワイ、ワイアラエCC)は現地時間12日、第1ラウンドの競技を終了。石川は昨季同ツアーの賞金王争いを演じたウェブ・シンプソン(米)と崔京周(韓)と同じ組でプレーした。
インスタートした石川は15番までスコアカード通りにプレーし、16番でボギーが先行する。しかし1983年に青木功がチップインイーグルで日本人初の米ツアー優勝を決めた18番でイーグルを奪取し、1アンダーで前半を終える。
後半、2番のバーディで2アンダーまでスコアを伸ばしたが、3番、4番で連続ボギーを叩き、6番では痛恨のダブルボギー。9番をバーディで締めたものの、後半の失速が響いて1オーバー71でホールアウトした。予選通過すら危ぶまれる80位タイ、苦しいスタートとなってしまった。マスターズ直前の世界ランク50位以内を目指すためにも、2日目以降の巻き返しに期待したい。
日本勢最上位は、イーブンパー70で回った高山忠洋で64位タイ。その他、アマチュアの松山英樹、今田竜二が石川と同じ80位タイ、武藤俊憲、小田孔明も2オーバー72のラウンドで100位タイと出遅れた。腰痛で出場が危ぶまれた丸山茂樹はプレーを強行したものの、4オーバー74で133位タイと下位に沈んでいる。
上位陣は、7アンダー63をマークしたグラハム・デラート(カナダ)が単独首位。2打差の2位タイに崔京周ら3人がつけ、さらに1打差の5位タイにシンプソンら12人が並んでいる。