W.シンプソン好調持続! 首位はG.デラート
先週の開幕戦に続き、ウェブ・シンプソン(米)が好調なプレーを見せている。
米男子ツアーのフルフィールド初戦、ソニー・オープン・イン・ハワイは第1ラウンド(現地時間12日/ハワイ、ワイアラエCC)の競技を終了。7アンダー63でプレーしたグラハム・デラート(カナダ)が単独首位に立ち、崔京周(韓)、カール・ペターソン(スウェーデン)、カイル・レイファース(米)の3人が2打差で追う展開となっているが、シンプソンも4アンダー66をマークし5位タイにつけている。
昨季終盤に大活躍し、最後までルーク・ドナルド(英)と賞金王タイトルを争ったシンプソンは、先週の同ツアー開幕戦ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズでも3位タイの好位置でフィニッシュ。その勢いはとどまるところを知らず、この日も4バーディ、ノーボギーの安定したゴルフで優勝が狙える位置で初日を終えた。昨季以上の飛躍を誓った今季は開幕から一気に突き進みたいところだ。
1イーグル、6バーディ、1ボギーでラウンドし首位に立ったデラートは、カナダツアーを経て米ツアーでプレーしている29歳。昨季は腰痛でシーズンの大半を棒に振り、今季は公傷制度の適用でツアーに参戦している。今季のフル参戦権を得るためには、昨季の賞金ランク125位の選手が稼いだ賞金額と同額に達しなければならず、今季26試合であと65万7,694ドル(約5,000万円)を稼がなければならないという状況。それだけに開幕早々の好発進を何とか最後まで持続したいところだ。
なお日本勢は、高山忠洋がイーブンパー70で回って64位タイにつけたのが最高位。その他では石川遼、今田竜二、アマチュアの松山英樹の3人が1オーバー71で80位タイ。武藤俊憲、小田孔明は2オーバー72で100位タイ、丸山茂樹も4オーバー74で133位タイといずれも出遅れた。