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日本勢苦戦… 最終日進出は51位タイの小田ただひとり

更新日:2012/01/15 14:00
日本勢苦戦… 最終日進出は51位タイの小田ただひとり

 

 ベテランと若手が上位争いを繰り広げたムービングデーに日本勢は苦戦を強いられた。

 米男子ツアーのフルフィールド初戦、ソニー・オープン・イン・ハワイ(ハワイ、ワイアラエCC)は現地時間14日、第3ラウンドの競技を終了。7人出場していた日本勢は予選ラウンドを終え3人まで絞られ、期待の石川遼、アマチュアの松山英樹、昨年の同大会で優勝争いを演じた丸山茂樹、昨季ダンロップフェニックストーナメント覇者の武藤俊憲の4人が予選で姿を消すことに。

 予選を突破した3人の中で最上位に立ったのは米ツアーで初めて決勝ラウンドにコマを進めた小田孔明。小田は出だし直後の2番で2.5メートルのパットを沈めてバーディを奪うと、9番パー5でイーグル奪取に成功。スタート時点から2つスコアを伸ばして後半に入り、10番でもバーディ。ところが11番からショットとパットが噛み合なくなり16番までに3つボギーを叩いて振り出しのイーブンパー70でホールアウト。通算3アンダーで前日の39位タイから51位タイに順位を落とし3日目の競技を終えた。

 カットラインぎりぎりの62位タイからスタートした今田竜二も前半は好調なプレー。1番で幸先の良いバーディを奪うと10番までに4バーディ(1ボギー)で順調にスコアを伸ばしていた。ところが通算4アンダーで迎えた16番パー4。セカンドショットがグリーン左のバンカーにつかまると「完璧なショットを打たないと寄らない」と、本人いわく“欲をかいた”結果、第3打がグリーンを大きくオーバーする痛恨のミス。4打目は木が邪魔で左打ちしなければならなくなり、さらに5打目も寄せきれずにトリプルボギーの『7』を叩いてしまう。

「あのトリプルで流れが完全に飛んでしまった」と続く17番もボギー。結局1オーバー71とスコアを落とし、通算イーブンパーで9ランクダウンの71位タイ。高山忠洋は3番で池につかまりダブルボギーを叩くなど序盤で躓き2オーバー72。通算1オーバーの75位タイで3日目の競技を終了。予選通過人数が多かったため、3日目を終え64位タイまでの70人しか最終日に進むことが出来ず、残念ながら今田、高山は3日間でコースを去ることとなった。

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