R.フィンチ“エース”で暫定首位 C.シュワーツェルは予選落ち
荒天のためサスペンデッド続きの苛酷な条件の中、ホールインワンを達成したリチャード・フィンチ(英)が暫定ながら首位タイの好位置を確保した。
欧州ツアーと南アフリカのサンシャインツアー共催のジョバーグ・オープン(南ア、ロイヤル・ヨハネスブルク&ケンジントンGC)は現地時間14日、雷雨のため順延となった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行ったが、進行が遅れ予選を突破した67人中27人がホールアウト出来ないまま3日連続サスペンデッドが決定した。
そんな中、フィンチが第2ラウンドの12番パー3でエースをマーク。一気に優勝戦線に浮上すると、第3ラウンドは14ホールを消化して1イーグル、4バーディ、2ボギーとやや出入りが激しかったものの4つスコアを伸ばし、通算15アンダーでブランデン・グレイス(南ア/15ホール終了時点)とともに暫定首位の座を分け合った。
1打差の暫定3位にジョージ・コージー(南ア/14ホール終了時点)が続き、第3ラウンドでノーボギーの8アンダー64と爆発したアンドリュー・パー(カナダ)とダウィー・バン・ダ・ウォルト(南ア)、ジェイブ・クルーガー(南ア/15ホール終了時点)の3人が通算12アンダーで暫定4位タイにつけている。
全米オープン2度の優勝を誇るレティーフ・グーセン(南ア)は第3ラウンドの15ホールを終え2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせず、通算10アンダー暫定10位タイに後退。また3連覇の期待がかかったマスターズ王者のチャール・シュワーツェル(南ア)は、すでに前日予選ラウンドを通算3アンダーでホールアウトしていたが、結局カットラインの通算4アンダーに1打足りず無念の予選落ちに終わった。
上位は最終日にほぼ全員が18ホール以上をプレーしなければならず、誰が勝ってもおかしくない状況だ。