タイガー、R.マキロイ… ビッグネームのシーズン初戦は明暗分れる
更新日:2012/01/30 12:41
掲載日:2012/01/30 12:29
オイルマネーを背景に多額のアピアランスマネーの存在が話題になった欧州ツアーのアブダビHSBCゴルフ選手権(UAE、アブダビGC)。現地時間29日に行われた最終日は今大会をシーズン初戦に選んだビッグネームの明暗が分かれた。
まずは26か月ぶりの公式戦優勝を狙ったタイガー・ウッズ(米)。完全復活をアピールしたいところだったが、首位タイで迎えた最終日はスコアを伸ばせず、優勝したロバート・ロック(英)に2打差の3位タイに甘んじた。一方、世界ランク3位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は最後までロックを追いつめたが1打足りず、昨季大会と同じ単独2位で4日間の競技を終了している。また、首痛に苦しむ世界ランク2位のリー・ウェストウッド(英)は「本調子でない」と言いながらも通算6アンダー17位タイと、体調の割には健闘した。
心配なのが世界ランク1位のルーク・ドナルド(英)。昨季は8割以上トップ10に入っているミスター・ステディ(安定感抜群)が72ホールでボギー8個、ダブルボギー2個を叩き、通算1アンダー48位タイの下位にとどまった。同じ48位タイには崔京周(韓)も名を連ねている。
ここ数年メジャーシーンでのヨーロッパ勢の活躍が目立っているが、果たして今シーズンのゴルフ勢力地図はどのように変化して行くのだろうか?