米ツアー初日は日没サスペンデッド W.シンプソンが暫定2位発進
昨季大ブレイクを果たしたウェブ・シンプソン(米)の今季初優勝が見えてきた。
米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン第1ラウンド(現地時間2日/アリゾナ州、TPCスコッツデール)は、コース凍結のため約1時間スタートが遅れた影響で日没サスペンデットとなった。そんな中、ツアー3勝のライアン・パーマー(米)が7アンダー64をマークし暫定首位に立ったが、シンプソンは1打差でこれを追っている。
シンプソンは昨季、レギュラーシーズン最終戦のウィンダム選手権でツアー初Vを達成すると、プレーオフシリーズ第2戦のドイツ銀行選手権で早くもツアー2勝目。さらにフォールシリーズ第3戦のマクグラドレー・クラシックでもプレーオフの末に2位になるなど、シーズン終盤に大活躍を見せた。
期待に満ちて迎えた2012年シーズン。開幕戦のヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズこそ3位タイに入ったものの、続くソニー・オープン・イン・ハワイでは38位タイに甘んじた。気合いを入れ直して挑んでいる今大会、再び昨季終盤のような強さを見せてくれるに違いない。
シンプソンに1打差の暫定3位にはデレク・ラメリー(米)、ジャロッド・ライル(豪)、ケビン・ナ(米)、ハリソン・フレイザー(米)、チェズ・リアビ(米)、ブッバ・ワトソン(米/15ホール終了時点)、スペンサー・レビン(米/15ホール終了時点)、ジェイソン・ダフナー(米/13ホール終了時点)がつけた。その他、フィル・ミケルソン(米)、ダスティン・ジョンソン(米)、キーガン・ブラッドリー(米)の実力者たちが3アンダー暫定19位タイに並んでいる。
日本勢でただひとり出場している今田竜二は1オーバー72でホールアウトし、暫定88位タイと下位に沈んでいる。