S.レビン6打差独走、ツアー初Vに王手! 今田は予選落ち
更新日:2012/02/05 11:02
掲載日:2012/02/05 10:24
ツアー未勝利のスペンサー・レビン(米)が、後続に6ストロークの大差をつけ念願の初優勝に王手をかけた。
米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(アリゾナ州、TPCスコッツデール)は現地時間4日、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。前日暫定トップに躍り出た伏兵のレビンが3アンダー68をマークし、通算17アンダーで単独首位の座をキープした。
前日ノーボギーの63と爆発し首位に躍り出たレビンは、プレッシャーがかかる最終組でのプレーにも平常心を貫き、「良いゴルフが出来た。ミスらしいミスはなかった」と4バーディ、1ボギーのラウンドを振り返った。最終日は6打のアドバンテージと圧倒的優位な立場だが、この日10位タイに浮上したフィル・ミケルソン(米)は「このコースは何が待ち受けているかわからない。バーディ、イーグルラッシュもあれば、その逆もある。ボギーが出始めると止まらなくなるからね」と意味深な発言。さらに「明日はチャージをかけて(レビンに)プレッシャーをかけたい。ゴルフは最後まで何が起きるかわからないよ」と逆転Vに意欲を燃やしており、初Vを狙うレビンにとって残り18ホールは厳しい戦いになりそうだ。
6打差の単独2位には昨季の賞金ランク2位ウェブ・シンプソン(米)。通算10アンダー3位タイにはブッバ・ワトソン(米)とルーキーのジョン・ハー(米)がつけ、前週のファーマーズ・インシュランス・オープンの最終日最終ホールに大崩れして優勝を逃したカイル・スタンレー(米)も、通算9アンダー5位タイの好位置につけている。
尚、日本勢唯一出場の今田竜二はカットラインに1打足りず79位タイで予選落ちを喫している。