P.ミケルソンがトップ10に再浮上! 遼は56位転落
更新日:2012/02/21 11:09
掲載日:2012/02/21 10:57
ベテランのフィル・ミケルソン(米)が、米国時間20日発表の最新世界ランキングでトップ10に戻ってきた。
2週前の米男子ツアー、AT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマに勝利し、史上9人目となるツアー通算40勝に到達したミケルソン。2週連続優勝を狙った先週のノーザン・トラスト・オープンでも、ビル・ハース(米)にプレーオフで敗れたものの2位タイの好成績を収めた。ここ2戦の好結果に伴い世界ランクは11位から2ランクアップの9位に浮上し、悲願のNo.1に向けてベテランがジワリジワリと順位を上げている。
ミケルソン、キーガン・ブラッドリー(米)との3人プレーオフを制したハースは22位から12位へ、ブラッドリーも26位から19位へと順位を上げた。また、欧州とアジアンツアー共催のアバンサ・マスターズで優勝したジェイブ・クルーガー(南ア)は、50人をゴボウ抜きして109位へとジャンプアップしている。
上位陣ではルーク・ドナルド(英)のNo.1の座は揺るがないが、ローリー・マキロイ(北アイルランド)が1ランクアップの2位となり、それに伴いリー・ウェストウッド(英)が3位へと後退している。4位マーティン・カイマー(独)、5位スティーブ・ストリッカー(米)、6位ウェブ・シンプソン(米)、7位ジェイソン・デイ(豪)、8位アダム・スコット(豪)に変動はなかった。
日本勢は、マスターズ出場権獲得のためトップ50入りを目指している石川遼が53位から56位へ後退。その他、谷口徹は74位から76位へランクダウン、藤田寛之は79位をキープ、池田勇太は96位から97位へ、小田孔明も100位から102位へそれぞれ順位を落としている。