L.ドナルド vs. E.エルス、遼は前週優勝のB.ハースと激突!
更新日:2012/02/21 12:13
掲載日:2012/02/21 12:00
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季初戦は、1回戦から波乱が予想される組み合わせとなった。
世界ランクの上位64人が集結するWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権(アリゾナ州、ザ・リッツ-カールトンGC)が現地時間22日に開幕する。1回戦は世界ランク上位選手と下位選手が対決することになっており、トップシードのルーク・ドナルド(英)はアーニー・エルス(南ア)と顔を合わせることになった。エルスはフィル・ミケルソン(米)の欠場に伴い出場権を獲得している。
抜群の安定感で史上初の欧米両ツアー同時賞金王となったドナルドと、ここ数年不振が続いているエルスの一戦は、“ドナルド有利”との声が多い。しかし、エルスはかつてマッチプレーでは他を圧倒する強さを誇っていた。そんなエルスが久々にマッチプレーで強さを見せるのか、それともドナルドがNo.1の力を示し勝ち上がるのか、1回戦から目の離せない戦いとなりそうだ。
大会を過去3度制しているタイガー・ウッズ(米)は、欧州ツアー5勝の実力者ゴンザロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)と顔を合わせる。得意の大会で鮮やかな復活劇を演じ、マスターズ(現地時間4月5〜8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)に備えるシナリオを描いている。
石川遼の1回戦の相手は、昨季のフェデックスカップ王者で、先週行われた米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープンで三つ巴のプレーオフを制したビル・ハース(米)。調子上げている実力者といきなり激突することになった石川が、この試練をどう乗り越えるかに注目したい。