遼、粘り見せるも2回戦敗退…
更新日:2012/02/24 13:03
掲載日:2012/02/24 10:42
世界ランク50位以内を目指し必死の戦いを続ける石川遼だったが、激戦の末に2回戦で敗退した。
石川は世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季初戦、アクセンチュア・マッチプレー選手権(現地時間23日/アリゾナ州、ザ・リッツ-カールトンGC)の2回戦で、1999年の全英オープン王者ポール・ローリー(スコットランド)と激突。終始リードを奪われる展開ながらも必死で食らいつく粘りを見せたが、実績で上回るローリーの前に屈した。
石川は1ダウンで迎えた4番でバーディを奪ってオールスクエアとするが、続く5番のボギーで1ダウンに逆戻り。6番のバーディで再び追いついたものの、7番バーディのローリーにリードを奪われると、9番のボギーで2ダウンの窮地に追い込まれる。
その後、互いに2ホールずつを取って石川の2ダウンで迎えた17番。ローリーがボギーを叩いたのに対し、石川はきっちりパーをセーブし最終18番に持ち込む。しかし最終ホールでローリーを上回ることは出来ず、石川は1ダウンで惜しくも敗戦が決まった。
「最後の5ホールは完璧なゴルフだったけど、それまでが…。これが自分の実力。調子が悪いとも思っていなかった。自分がもっと強くなれば良いだけのこと」と、冷静にプレーを振り返った石川だったが、最後に「悔しいですね」と、感情を表に出した。